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橋梁補強にも役立つCFRP

CFRPは、橋梁の補強にも役立てられています。

 

CFRPは鋼の約1/4の重さでありながら、約10倍の引張り強度を有しています。

 

そのため、橋脚にCFRPを巻立てることで、橋脚のせん断抵抗力や靱性を高めることが可能です。

 

床版やトンネル覆工の補強、コンクリート構造物の耐震補強や剥落防止対策にも役立てることができます。

 

CFRPは軽量なので人力でも作業しやすく、現場成形もできるので施工性に優れています。

 

施工後の仕上がり厚さは1~2mm程度に抑えられ、補強前後の形状がほとんど変わらないのも利点です。

 

騒音・振動を発生させる機材を使用しないので、工事音も静かです。

 

アンカーなども必要ないため、躯体を傷める心配もありません。

 

ほかの補強工法と比較して死荷重の増大が少なく、床版補強においては、ひび割れの動きを抑え、疲労耐久性の向上も期待できます。